One day trip to Guanajuato part3 -グアナファトで味わいたいもの-

グアナファト特集、第三弾のテーマは食。
ちなみに、上の写真は、どんなガイドブックにも載っているカフェSanto Café。建物の間に架かる小さな橋の上のカフェは、雰囲気最高。と言っても、私は行ったことありません。一度は行きたいと思うのだけど、ついつい、別のカフェに行ってしまうので、、、。って、じゃあ写真載せるな、と突っ込まれそうですが、きれいな写真だったので、使ってみました。笑

さてさて、今回は、グアナファトで私が自信をもってオススメしたい、美味しいもの4つをお届けします。

1.Casa Mercedesのグアナファト家庭料理
ここは、グアナファトの”美味しいものがなかなかない街”という私のイメージを覆してくれたレストラン。
ネットで調べると「Casa Mercedes」と「Las Mercedes」という2つのお店が出てくるのだけれど、結局同じ1つのレストランのことを言っていて、お店の看板を見る限り、「Casa Mercedes」が正解のよう。

一軒家をレストランにした店内はこじんまりとしていて、テーブル席は6.7卓くらい?常連客も多く予約はマスト。

ちなみに、私たち家族が行った時は、私が気合を入れて予約の電話をしました!笑   スペイン語が少しは話せるようになり、買い物などは問題なくできるようになった私ですが、電話は苦手。顔が見えないと、とたんに相手が何を言っているのかわからなくなるのだから困りもの。ま、でも、行きたい日時と名前と電話番号を言えばいいんだから、と意を決して電話してみたら、相手がやけに丁寧な話し方をするもんだから、かえって何を言われてるのかわからなくなり、聞き返すもやっぱりわからず、もう切っちゃおうかなーという思いが頭をよぎる。でも、やっぱり行きたいしー!   

で、かすかに聞こえたnombre(名前という意味)という言葉に、自分の名前を伝え、同じく一瞬聞こえたようなnumero(数字という意味)という言葉に、自分の電話番号をつげて、最後、日時だけは間違えられては困る、とリピートしといて、電話を切った。。。

そんな感じだったので、レストランに着くまでは、ちゃんと予約できたか、半信半疑だったけれども、行ってみたら、”お待ちしてましたー”と歓迎されて、ホッ。しかも、英語ペラペラのウェイターさんがいて、拍子抜けしたというオチつき。はい、みなさん、英語で予約できますから、ご安心を!

かなり脱線しましたが、まずは店内のメキシコらしい素敵なインテリアに気分アップ。
このピンクにサボテンの組み合わせが、ああ、たまらない。
こちらはターコイズブルーの壁。窓の外の風景も気持ちいい。
鮮やかなピンクにガラス細工のデコレーションが施された壁。

さてさて、肝心な料理ですが、地元の食材を使って丁寧に作られた、グアナファトの昔ながらの料理。昔ながらの、とは言っても、シェフのテクニックで、一品一品が繊細で洗練された味わいです。  

見た目地味ですが、とても美味しかったマッシュルームのスープ。刻まれた生の赤たまねぎやアボガドがいいアクセントになっていて、クセになりそうな味わい。

牛肉の煮込み、フリホーレス(お豆の煮込んだもの)と赤たまねぎ添え。牛肉のやわらかさと言ったら!結構ボリュームあったけど、完食。

行った日が独立記念日近かったので、特別メニューとしてあったチレ エン ノガダ。大きなチレ(唐辛子)の中にフルーツやナッツなど、何種類もの材料と一緒に調理したひき肉を詰め込み、クルミをベースにしたソースをかけた料理。上に散らしたザクロの赤とパセリの緑でメキシコの国旗を表現しています。そして、もちろんお味は◎。初めてチレ エン ノガダを食べた旦那さんも大満足。

こちらは息子が頼んだ魚料理。なんの魚だったか失念しましたが、味見させてもらったら、美味しかった〜。息子用に量も少なめに作ってくれる心遣いにも拍手!

写真撮り忘れましたが(気がついたら食べ終わっていた。笑)デザートも美味しかったです。パイのようなサクサクした一品、名前、全然思い出せないけど、また食べたい。

スープや前菜は100ペソ台、メインは200後半〜400ペソ弱くらい。

シェフがソムリエらしく、ワインのセレクトにもこだわっているとか。グラスの白も美味しかったですよ。
このレストランは、観光エリアのセントロから車で15分くらいの場所。くねくねした道を上っていったら出てくる、ちょっと行きづらい場所ですが、グーグルマップ見ながら行けば、辿り着けます。まだかな、本当にこの先にあるのかな、と思っちゃいますが、必ずあります。

オープンは14時から22時(日曜のみ〜18時まで。月曜定休)なので、グアナファト観光の締めに、ぜひ。

Casa Mercedes

Tel: (473) 73 27375 ,(473) 73 39059 
Dirección:Calle de Arriba #6 Fracc. San Javier CP 36020 Guanajuato, Gto
URL:http://www.casamercedes.com.mx

2.Cafe Tal のコーヒー

メキシコに住み初めて思ったこと。それは、美味しいコーヒーが飲める店が少ない!ということ。素敵なカフェだなぁ、と思って入ってみても、コーヒーがまずい、というか、薄い、というか。なかなか満足のいくレベルのものに出合えない。ただ、救いなのが、メキシコにはスタバがいっぱいあること。おかげで、間違いなくカフェイン中毒の私ですが、日々の生活は問題なく過ごせております。  

で、このカフェ。コーヒーのものすごく良い香りに誘われ、入店。頼んだカフェラテを、さー、どうだ!美味しいのか、やっぱり期待はずれなのか!?と、ドキドキしながら飲んでみると、これが美味しかった!!!

グアナファト大学の学生の御用達らしく、価格もかなりお手頃。大きなカップにたっぷり入ったラテが、30ペソしなかった。チョコラテも種類豊富にあって、ああ、近所にこのカフェがあったら毎日通っていることでしょう。食べ物はマフィンくらいしかなかったかな。あくまでお茶をするカフェです。
Cafe TalのTalと、はこのカフェの看板猫ちゃんの名前。お店のロゴも猫。
こんな風に、店にいます。
そして、毎回買ってかえるのが、コーヒー豆。お茶する時間がなくても豆を買いに立ち寄ります。私のお気に入りはOscuro Francez。深いフレンチローストです。これが、250g入りで55ペソ。330円。や、安っ。ただ、メキシコは一般的にコーヒー豆は安いので、この価格はメキシコ的にはスタンダード。
飲み、食べ散らかした後の写真。そして息子はスマホを見てるし。
ちなみにこのカフェの横の坂道を上っていくと、恐ろしく可愛い家が並んでます!
撮影大会、必至!

Cafe Tal

Dirección:Temezcuitate 4(Sangre de Cristo),Guanajuato 
Horario:7:00am-0:00am 月〜金, 8:00am-0:00am 土日

3.La Trattoriaの旨辛アラビアータスパ

ここはセントロのセントロ、サンディエゴ教会の真横にある、イタリアンレストラン La Trattoria。老舗ホテルHotel San Diegoの2階にあります。ここは有名店。
Hotel San Diegoのロビー。かなり暗いけど、クラシックで可愛い。ホテルに宿泊したことはないのだけれど、レビューを見る限り、泊まるには設備が古すぎてイマイチみたい。。。
このタイルの階段を上がるとレストランがあります。


このレストランの売りの1つはテラス席からの眺め(写真下)。セントロが丸見えで、気持ちがいい。
そして、ここでのお楽しみは、3つあり。
まず1つ目はエビのタコス Taco de camaron。

タコスというと肉、のイメージが強いですが、海鮮レストランなどではエビのタコスも一般的。専門店もあったりします。具は揚げたエビに、キャベツとにんじんの千切り。ここに、一見マヨネーズのようなサルサをかけるのですが、これが激辛。めちゃ美味しいから絶対かけてほしいけど、かけすぎたら舌がやられるから注意。
お次はトマトスープ、crema de tomate。これが濃厚で美味しい。生の玉ねぎや松の実(だったかな)が乗せてあるスープ皿をサーブしてくれ、そこにトマトスープを注いでくれるのだけれど、玉ねぎのシャキシャキの食感がいいアクセントになっている。日本から来た妹も美味しい!とうなっていた。ただ、たまに、ぬるいスープが注がれることも。勇気を出して、熱くしてくれ、と言いましょう。
そして、これが、アラビアータ。日本で食べるアラビアータより水分が多めかな。で、これが、辛くてクセになる!辛いもの好きの息子は、パパが頼むと、ヒーヒー言いながらも、美味しいとつまみ食いしてます。

ちなみに、ピザも人気です。イタリアの釜のピザとはちょいと違うけど、メキシコのレベルからすると、高め。でも、全てが美味しいかというと、まあ、そうでもなく、ジェノベーゼはいまいちだった。何かが足りなかった。。。。

メニューは英語も日本語もあり。週末夕方はテラス席が混み始めるのでご注意ください。

La Trattoria

Tel : (473) 7322158 - 7321261
Dirección:Jardín de la Unión N. 01
Terraza del Hotel San Diego, Centro Histórico. 
horario:  13:00〜23:00


4.手作りアイス nieve de garaffa


日差しが強い中、街歩きしてると冷たいものを口にしたくなる。そこで、我が家が絶対寄ってしまうのが、手作りアイス屋さん。

メキシコではアイスはhelado、もしくはnieves de garaffaと言われるのだけど、nieves de garaffaは、容器の周りを氷で冷やしながら昔ながらの作り方で作られたアイス。メキシコ人には馴染みのアイスです。


レオンにもあるLa Garaffa Nieves(写真上)はグアナファトのセントロだけでも2店はあるかな。いつも人がいっぱいの人気店。いろんな種類のアイスがある中で、我が家のお気に入りはアグア デ マンゴーagua de mango。マンゴーのシャーベットのようなアイスなのだけれど、とっても濃厚。小さいサイズで15ペソくらいで安いのも魅力。

カメラ向けたら、この笑顔。サイコー。

La Gaffa Nieves

Dirección:Luis González Abregon 2,Zona Centro ,Guanajuato 

お店以外でも、上の写真のように、道端や広場でアイス屋台がいっぱいあり。安くて美味しいから、子供にも大人気。


以上、私がほんとにまた食べたいっと思ったものだけをご紹介しました。他にもいろいろ行ってみたけど、自信をもって紹介できるのは今のところ、この4つ。ほかに、また新しい発見があったらご紹介します!!

では、また次の特集をお楽しみに〜。

mexico lindo

メキシコ在住の女性目線でお届けする、メキシコ情報マガジン。 lindo(スペイン語で”かわいい”)なものを中心に、きれい、おいしい、たのしいetc.を発信。

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