San Miguel de Allende 洗練のコロニアルタウンで楽しむ、おしゃれショッピング

グアナファト州に位置するSan Miguel de Allende (サンミゲル デ アジェンデ)は、メキシコの数あるコロニアルタウンの中でも、ひときわシックで、エレガントな街。カラフルなグアナファトとは、また、一味違う。
マスタードイエローとブラッドオレンジ?  テラコッタ?  なんとも言えない、この深い色合いが、サンミゲルカラー。
このスモーキーなピンクもサンミゲルらしい。
ブーゲンビリアも、なんだか、シック。
上品な空気が、街全体を彩っています。

外国人、特にアメリカ人で賑わっていて、お店のスタッフも英語を話す率高め。聞いたところによると、アメリカ人が老後を過ごしたい場所第1位とか。街の雰囲気はいいし、治安もいいし、アメリカに比べたら物価はかなり安いし、帰ろうと思えばアメリカは近いし、確かにいいことづくめ。


サンミゲルで私が見つけたお気に入りのお店も、そんな街に似合う、スタイリッシュで洗練された雰囲気。スペシャルなものが見つけられる、とっておきの3軒をご紹介します。
(※1メキシコペソ=6円計算)

1.Evoke the Spirit ←閉店してしまったようです。涙。2020年1月現在

ナヤリット州サユリタにもショップを構えるEvoke the Spirit エヴォーク ザ スピリット。オーナーであるアメリカ人、Brittney Borjesonがデザインを手掛け、メキシコの職人が作り出すテキスタイル、セラミック、オブジェなどが、美しい空間に陳列されています。
エントランス。
このショップでいちばん目を引くのは、おそらく、このスカル。ナヤリット州の先住民族ウィチョル族の職人によって施された刺繍が美しい。他でもこのスカルは見かけるけれど、絶妙なカラーリングやデザインはEvokeならでは。こんなアートピースが1つあれば、家がたちまちスタイリッシュに変身しそう。  欲しい!  

で、プライス。このスカルは実はセラミック製で725USドル。725ペソじゃあありません。ベースが本物の水牛のスカルのものもあるけれど、お値段は倍。うーん、でも、やっぱり欲しい!  本帰国前に買いたいものリスト、仲間入り決定。
心地よい素材とシルエット(メキシコでは滅多にお目にかかれません!)の服も魅力的。
セラミックももちろんメキシコメイド。存在感のあるお皿やフラワーベース、壺など、充実。
ラグやクッションカバーなどのテキスタイル。メキシコらしいパターンを上品でやわらかいカラーリングで仕上げた、他にはないデザイン。クッションカバーで1600ペソ〜。安くはないけど、どれも素敵で欲しくなる! 欲しくなるものばっかり。泣
私はこちらで、2つの壺を購入。お店の人に聞いたらハリスコ州で作られたものだとか。チワワ州のmata otrizに似ているけど、こちらの方が素朴な雰囲気、かな。でいて、配色がセンスいい。プライスは大きい方が800ペソ、小さい方が500ペソ、とお手頃。
マクラメのタペストリーも売っています。かなりイイお値段でしたが。

一歩中に入るとサンミゲルの喧騒を忘れさせてくれる、静けさに満ちた、ミニマルでスタイリッシュな空間。メキシコに魅せられたアメリカ人オーナーが創り出す世界観をぜひ味わってみてください。

Evoke the Spirit

Dirección:Calle Hidalgo 19 | Zona Centro
San Miguel De Allende, GTO Mexico
Thursday - Monday, 10am - 3pm & 4pm - 7pm. *siesta 3pm - 4pm
https://evokethespirit.com


2.MUHNA ムーナ


街の中心的存在、Parroquiaと呼ばれるピンクのゴシック教会のすぐ近く。Quna Quinceという複合施設内にあるブティックがこちら。
メキシコメイドのアイテムを中心に、上質なジュエリー、バッグ、ハット、服etc.をセレクト。都会的で洗練されているデザインは、東京の街にもしっくり合うものばかり。というのも、メキシコにいると、メキシコでしか着られないような派手なものだったり、可愛すぎるものだったりを買いがちで(好きだからいいのだけどね)。ここでは、長く大切にしていきたい上質なものに出合えそう。
プライスは決して安くはないです。ブラウスで3000とか4000ペソ〜とか。それ以上するアイテムもいっぱいあります。メキシコにいると金銭価格がおかしくなって、服が2000ペソすると、高い、あり得ない〜〜とか思っちゃうようになりました。が、日本円で12000円くらいだったりするのかと思うと、めちゃ高いわけではないんだよなぁ、と、後で思ったりします。物との出合いは一期一会、その辺は心を決めて、欲しいものはパーンとお金を出して手に入れてみては!後悔しないために。笑
私が購入したのは、ネックレスとバングル。どちらもメキシコで作られたもの(私は何かを買う時必ず確認します)。派手な色のアクセサリーも大好きだけど、こういうヌードカラーにも目がない私。ネックレスが1398ペソ。バングルが180ペソ。  
キッズラインもあって、可愛すぎるブラウスを購入。うちの子供は男子なんで、これはお友達のお嬢さんへのお土産にいいかなぁ、と。お土産に良さそうな可愛いものを見つけると、後で買っておけばよかった、とならないように、帰国前じゃなくても買っておくのが私の決め事。
他にも素敵なジュエリーが充実!
この照明も売られていました。13000ペソくらいしてたけど、おしゃれだったなー。
このショップの斜め前には、同じ系列のインテリアショップ「NAMUH」もあり(写真上)。なかなかメキシコではお目にかかれない、上質のエッセンスオイルなども販売されていて、一見の価値あり。

MUHNA

Dirección:Cuna de Allende 15,CUNA QUINCE Int · A,Centro · 37700
San Miguel de Allende. GTO · Mexico
Tel:  415-152-8844
https://www.muhnabysami.com


3.Trinitate 

ここはメキシコメイドの陶器のショップ。フォルムの美しい食器や鉢を数多く揃えています。レオンに拠点を置くtrinitateですが、サンミゲル店はとても雰囲気がよくて、ここに来るとついつい買い物をしてしまうのです。
このブランドは、鉢からスタートしたそう。だから、バリエーション豊富に鉢が揃っています。
こんなに美しい鉢を扱っているお店は、メキシコ中探してもなかなかないのでは?(すみません。メキシコ中探してないので、憶測でしかないです)   日本へのお土産には難しいけど、メキシコ在住の方で植物好きな方、ぜひチェックしてみてください。我が家の可愛いサボテンのいくつかも、ここの鉢に収まってます。
白い釉薬をまとった陶器はここの代表的アイテム。とびきりエレガントなものからシンプルなものまで、デザインは豊富。あのフランスの某ブランド、アスティエ...に似てなくもないのだけど、でも、やっぱり違う、ここならではの佇まいがあります。
我が家で購入したtrinitateの食器たち。このショップの中では、かなりシンプルなデザインをセレクト。直径12cmの花のようなお皿で、80ペソ(約480円)と買いやすいプライスも大きな魅力。

先ほど紹介した「MUHNA」の斜め前なので、合わせてチェックしてみてください!


Ttrinitate

direccion:Cuna de Allende #10, 
Col. Centro,San Miguel de Allende, Gto.
Teléfono: (415) 154 4945 / 154 4944
Horario: 朝10:30am a 7:00pm.
Domingo: 10:30am a 4:00pm.
他にもサンミゲルにはアンティークショップもたくさんあり。

ヨーロッパの香りが漂う、でもメキシコならではのサンミゲルで、ここだけのショッピングを楽しんでください。

次回は、サンミゲルのメルカド編。やっぱりハズせない民芸品ショッピングをフィーチャーします。

それと、私は明日からオアハカへ、Dia de los Muertosを体験しに行ってきます。その記事も追ってお送りしますので、お楽しみに。


mexico lindo

メキシコ在住の女性目線でお届けする、メキシコ情報マガジン。 lindo(スペイン語で”かわいい”)なものを中心に、きれい、おいしい、たのしいetc.を発信。

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